2010年のドル円は1ドル70円台へ

2010年のバレンタインデーに1ドル70円台もありうる

金融市場のイメージ

 

 

まず、米ドル円ですが、今後の動向をどう読みますか?

 

米ドル円は、2005年1月に1ドル=101円のボトムをつけた後、2007年6月には1ドル=124円のピークをつけました。それ以降は、サイクルボトムを探っている流れにあると思います。おそらく、2010年の早い時期に5年サイクルのボトムをつけにいくでしょう。

 

もちろん相場は波動ですから、一直線に動くわけではありません。2009年11月前半までは1ドル93〜94円、最大で97円近辺までの戻りが見込まれ、それ以降、米ドルは大きく売り込まれていくと思います。これが先ほどお話した5年サイクルのボトムに向けての動きとなり、月足で見るとIドル=82円近辺がサポートになっているのですが、相場ですからオーバーフンも十分に考えられます。場合によっては、1ドル=79円近辺まで米ドルが売られることもあるでしょう。とりあえず、「2010年のバレンタインデーに向けて円高進行」という具合に覚えておくとよいでしょう。

 

そして、それが5年サイクルのボトムになるので、一度そこまでドル安をやった後は、一気に大きくドル高が進みます。いうなれば円の修正安です。これも5年サイクルという大きな動きですから、おそらく2010年の夏場にかけて10〜15円幅で円安が進むことになるでしょう。

 

ただし、これで長期的な円安トレントに移行するわけではありません。これから先、もう一度、決定的なドル安・円高局面が訪れます。それは、2011年秋のことです。ここで米ドルは大底をつけにいきます。このときの米ドル円レートは、1ドル=74円近辺を想定しています。そこからは長期的な円安トレント入り、あるいは、米国の経済情勢がさらに深刻化する2013年にかけて、もう一度、米ドルが大底をつけ、ダブルボトムを形成することになるかもしれません。

2010年2月〜3月ユーロ円は天井をつけにいく

ユーロはいかがでしょうか。

 

2009年9月下旬、ユーロは対ドルで1ユーロ=1.4845ドルの高値をつけました。2009年3月にダブルボトムをつけたときのIユーロ=1.2457ドルから考えると、すでに一相場が限界を迎えています。つまり、目先的にドル安ユーロ高の相場は一段落してしまったと考えるのが妥当でしょう。

 

一相場が終われば、一旦ユーロは売られます。どこの水準まで押すのか? 理屈は少しむずかしいので割愛しますが、黄金分割で予測することが出来ます。ユーロ米ドルの月足チャー'トで、センターフインから上下に引いたゾーン下限、ゾーン上限のうち、下限から61.8%のところにラインを引きます。2009年9月のユーロ高は、この61.8%ラインを超えたところに位置しています。

 

ですから、押し目があるとしても、おそらくIユーロ=1.38ドルから1.4ドルのところで一旦は下げ止まると思います。そして、そこから先は再びユ1・ロ高となるでしょう。これは2010年2〜3月にかけての動きです。そのときのユーロ米ドルは、Iユーロ=1.55ドル近辺までユーロは買われるはずです。

 

ユーロ円については、マーケットでは米ドルを介したトレードとして見なければなりませんが、2010年2〜3月にかけて、米ドル円でドル安、ユーロ米ドルでもドル安という流れのなかで、対ユーロで円が戻り天井をつけにいく場面があるでしょう。

 

相変わらず個人投資家に人気が高いのが高金利通貨ですが、豪ドル相場の行方はいかがでしょうか?

 

僕にとっては正直、豪ドルなどというものは、どうでも良い通貨ですね(笑)。何を血迷ったのか、世界的なデフレの時期に0.25%の幅で政策金利を引き上げたわけですが、後になって「あの利上げは何のためにやったんだ?」となる可能性が高いでしょう。まあ、金利に惹かれて通貨を買うなんていうことは意味がないのでやめたほうがいいですよ。

 

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本日の為替相場は、フィッチによるポルトガルの格下げなど欧州債務問題への警戒感が燻るなか、ユーロの上値の重い展開となりそうだ。引き続き、リスク回避姿勢の強まりによって換金売りが出やすい状況となっており、薄商いのなかでジリジリと下げる展開が続くことも予想される。